「コラム」チャン・グンソクは社会服務要員としてどんな日々を送るのか

兵役判定で4級となったチャン・グンソクは「補充役」となった。補充役の人は社会服務要員として兵役を履行することになるので、チャン・グンソクも公的機関で勤務を行なう。毎日の生活はどんなふうになるだろうか。

 

社会服務要員の役割
兵役に入ったチャン・グンソクは4週間の新兵訓練を受けた後に、社会服務要員として兵役を履行する。
陸軍の現役兵になった場合に兵役期間は21カ月だが、社会服務要員になると24カ月になるのが普通だ(新兵訓練の期間を含む)。
ただし、文在寅(ムン・ジェイン)政権は兵役期間の3カ月短縮を公約に掲げていて、近いうちに実現する可能性が高い。そうなれば、兵役中の人も兵役期間が相応に短くなることが予想される。

しかし、現段階では一応24カ月と考えて、話を進めていこう。
そもそも社会服務要員はどんな存在なのか。兵役法では、社会服務要員は次のように説明されている。
「社会服務要員というのは、各機関(国家機関、地方自治団体、公共団体、社会福祉施設)などで公益目的遂行に必要な社会福祉、保健・医療、教育・文化、環境・安全などの社会サービス業務および行政業務などの支援のために招集され、公益分野で服務する人のことである」(ページ2に続く)

2018.07.07