「コラム」韓国は日本のW杯16強をどう伝えたか

世界のメディアの論調を紹介
『中央日報』の記事はさらに続く。
「両国のこうしたプレーに対して観衆たちはブーイングを鳴らした。これについて、MBCの中継の解説者をしていたアン・ジョンファンは『1分間攻撃をしなければファウルを宣言するようなルールを作らなければなりません。全世界で多くのファンが見ているのに、こうしたプレーはサッカーファンへの礼儀ではないと思います』と指摘した」


「しかし、アン・ジョンファンは続けて『我が国は美しく脱落したが、日本は16強に進出した』と評価もしていた」
『中央日報』はこのように記事を締めくくって、日本の決勝トーナメントへの進出もしっかり報道していた。
一方、「16強進出でも観客席でブーイング、反応が冷たい日本」という見出しを掲げたのは『京郷新聞』だ。
同紙は世界のメディアの批判的な反応を紹介していたが、同時に西野監督のコメントを詳しく紹介し、やむをえない選択であったことも伝えていた。(ページ3に続く)

2018.06.29