日本の決勝トーナメント進出を伝える6月29日付けの『朝日新聞』
FIFAワールドカップのロシア大会で、韓国は決勝トーナメントへの進出を逃したが、世界王者のドイツを2-0で破って世界を驚かせた。一方の日本は、グループリーグの最終戦でポーランドに0-1で敗れたが、かろうじて16強に残った。このことを韓国メディアはどのように報道しただろうか。
様々な受け止め方
グループリーグの3戦目のポーランド戦。
日本は0-1でリードを許していたが、終盤はパスをまわすだけで、点を取りにいく姿勢を見せなかった。
仮にポーランドに0-1で敗れても、セネガルがコロンビアに0-1で負ければ、イエローカードの差で決勝トーナメントへの進出が決まるからだ。
結果は、日本の思惑どおりになった。
しかし、負けていながら点を取りにいかない戦法は、イギリスやロシアなどの海外メディアから批判された。
果たして、韓国ではどう受け止められたのか。
『中央日報』は次のような記事を掲載した。
「この日、日本とポーランドは意欲のない競技を続けた。競技終了直前の5分間、日本は中盤でボールをつなげるだけだった。ポーランドも日本のボールを奪って攻撃しようという姿を見せなかった」(ページ2に続く)