このたび、去る3月21日~30日にかけて開催された「新大久保ドラマ&映画祭」で日本初公開されたレアな韓国映画4本に加え、「新大久保ドラマ&映画祭」会期中に実施した観客アンケートでリバイバル上映のご要望が高かった韓国映画3本、合わせて7本の韓国映画を、開館30年の節目を迎えたキネカ大森(東京都品川区南大井6−27−25)で1週間にわたり上映するスピンオフ企画――その名も「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)が始動しました。
これに先立ち、「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)プロジェクトチームは、サービス開始から3年間で累計額1億8000万円もの資金調達に成功しているクラウドファンディングサイト「MotionGallery」で、開催資金のカンパを呼びかけ。ただし通常のカンパとは異なり、企画趣旨に共感を抱いた不特定多数のインターネットユーザーに、1000円~10万円までのバーチャルチケットを購入してもらい、幅広く開催資金を集めようとしています。バーチャルチケットの購入可能期間は7月28日(月)~9月8日(月)までで、クレジットカード(VISA、マスターカード)または銀行振込で決済可能。チケットの金額別に、さまざまなメリットが受けられるようになっています。
アメリカ発祥のクラウドファンディングは、日本では経営の厳しいミニシアターの維持運営、社会性の高いドキュメンタリー映画、インディペンデント映画の製作費調達に使われるケースが多いですが、韓国映画の普及・振興を目的にした映画祭でクラウドファンディングを導入するのは、おそらく日本初の試みだと思われます。
●「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)について
《行事名称》 「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)
《開催日時》 2014年9月下旬~、7日間開催予定
《会場》 )キネカ大森(東京都品川区南大井6−27−25) http://www.ttcg.jp/cineka_omori/
《内容》 「新大久保ドラマ&映画祭」で日本初上映されたレアな韓国映画4本、「新大久保ドラマ&映画祭」会期中に実施した観客アンケートでリバイバル上映のご要望が高かった韓国映画の旧作3本、合計7本の韓国映画を1日3回、計21回上映。上映後トークショー、韓国関連のパネル展示など。
《入場料金》 上映1回1300円~1800円を想定。
《後援》 駐日韓国大使館 韓国文化院、日韓文化交流基金、国際交流基金(申請中、予定含む)
《企画・制作》 「大森スパイシーアジアン映画祭」プロジェクトチーム
●「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)開催費用援助の方法について
クラウドファンディングサイト「MotionGallery」にて、最低1000円~最大10万円までのバーチャルチケットを購入。クレジットカード(VISA、マスターカード)または銀行振込で購入可。購入者(コレクター)になれば、企画の進捗状況を知ることができたり、アイデアを共有したり、さらにはプロジェクトチームのメンバーとコミュニケーションが取ることができます。また、企画が実現したら、チケットで誓約されていた「特典」がプレゼントされます。
※詳細→ https://motion-gallery.net/projects/shinokubo_spinoff
●バーチャルチケット購入による特典のご紹介
資金援助してくださる購入者(コレクター)の皆様には、次のような特典をご用意しております。
1. お礼のメールをお送りします。
2. コレクター限定のUPDATEを共有(プロジェクトの進捗をお届けします!)
3. 「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)メーリングリストへの登録(プロジェクトの進捗やこぼれ話をお届け)
4. キネカ大森Webサイトor新大久保ドラマ&映画祭SNSでお名前、もしくは会社名をクレジット
5. 特製Tシャツを贈呈
6. 終映後のトークショー登壇者と楽屋でご対面(キネカ大森までの交通費は参加者負担となります)
7. 映画祭初日アフターパーティにペアでご招待!(会場までの交通費はご負担ください)
●“クラウドファンディング”とは?
アイデアやプロジェクトを起案するクリエイター・表現者(プレゼンター)が、そのプロジェクトを応援する不特定多数の人(コレクター)からプロジェクト資金を募ることを指す、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた造語です。プロジェクトを始める前の段階でアイデアを元に資金を募る、アメリカ発祥の新しい資金調達の仕組みとして知られます。
近年、インターネットおよびネット決済の普及により、市場規模は急速に広がっており、アメリカのコンサルティング会社であるマス・ソリューション(massolution)社の調べによれば、2012年度の全世界のクラウドファンディングの市場規模は27億ドル(2,670億円)にのぼります。 日本でも 映画、アート、音楽、ゲーム、出版のみならず、東日本大震災の復興支援活動などをスタートさせる新しいやり方として活用されています。中でも「MotionGallery」は、 サイト開設から3年間で累計額1億8000万円もの資金調達に成功しています。また、iPS細胞で有名な山中伸弥教授や、80歳にして3度目のエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏も、クラウドファンディングで資金調達を行ったことで知られています。
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