Q.父親役のユ・ヘジンさんとの共演はいかがでしたか?
キム・ミンジェ:始めて先輩と共演するという話を聞いた時は、あまりにも嬉しくて声まで上げてしまいました(笑)。幼い頃から先輩の作品を見ながら「どうしてあんなに上手く演技ができるんだろう? 」と感嘆していました。一緒に作品に出演してからは、もっと尊敬するようになりました。「先輩のような大人にならないといけないな」と思いました。撮影中はいつも僕の意見も聞いてくださいました。実の父親のように世話をしてくださったので、とても感謝しています。
Q.ユ・ヘジンさんはインタビューで「親子というよりは兄弟のような感じだ」と言っていましたが、これについてはどう思いますか?
キム・ミンジェ:兄、または友人のような父親という感じです。ユ・ヘジン先輩とは朝、撮影現場に到着してから、撮影が終わって夜にお酒を飲みに行くまでのすベての瞬間を一緒に過ごしてきました。その中で演技についてはもちろん、日常やプライベートな部分についての会話もたくさん交わしました。そのような様子が映画の中にも込められていると思います。
Q.父と息子についての映画ですが、撮影をしながら両親のこともたくさん思い出されたのではないですか?
キム・ミンジェ:それがこの映画を選んだ理由の一つでもあります。シナリオを読んでいる時に、父を思うソンウンの気持ちが僕が両親を思う気持ちと似ていると感じました。だから演じてみたかったし、欲が出た作品です。VIP試写会には両親を招待して一緒に映画を見たのですが、涙を流していました。僕は4回も見たにも関わらず、感情がぐっと込み上げて来ました。
Q.映画をリードしていく主演として、興行に対するプレッシャーはありませんでしたか?
キム・ミンジェ:上手くいけばもちろん良いけれども、ヒットするかしないかということは、僕がどうこうできる部分ではないと思っています(笑)。しかし、ベストを尽くして撮影した映画なので、たくさんの方々に楽しく見てもらいたいです。
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