「イベントレポ」韓国の国民的シンガーソングライターのイ・ジョクが日本単独コンサートで「前前前世」を日本語カバー!3年ぶりとなる東京公演に加えて、初の大阪公演も実施した記念すべきライブのレポートが公開!

 

ライブは、彼が幼い頃に韓国のバンド野菊の「それだけが僕の世界」という曲をラジオから聴いて衝撃を受けた瞬間を描いた「歌」でスタートさせた。続いて、そっと肩を寄せ合うような応援ソング「一緒に歩こうか」を優しくも力強く歌い上げたところで、「やっぱり緊張しちゃいますね。歴史的な日本ツアーの初日です。歓迎します」と日本語であいさつ。自身のライブについて、「韓国では一度も見たことがない人はいるけど、一度しか見ない人はいないのがイ・ジョクのコンサートだと言われています」と語ると、場内からは温かい拍手に包まれた。

楽曲は韓国語のみだが、MCは全て日本語。1曲1曲に込めた思いを丁寧に解説しながら進行していった。「もつれた糸を引っ張ると固く結ばれてしまうように、失恋の後の悲しい恋の痕跡を書いた曲」だという「結び目」や、「結婚して3年目ぐらいに作った」と笑った「喧嘩」、毎日通っていたというコンビニの店員さんに「大丈夫ですか?毎日、ラーメンばかり食べて」と話しかけらたことを恋の始まりと錯覚したという「僕、言ったことないですか」など、何気ない日常で起こる心の動きをすくい上げたラブソングを時に切なく、特にエモーショナルに歌い上げた。

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2018.06.05