ドファンさん自身の性格は? 友達に頼るタイプですか、もしくは引っ張っていくタイプ?
ウ・ドファン:特にどちらかは決められませんね。友達に頼りたいときには素直に頼るし、今度は僕が引っ張ったほうがいいと思ったら、自分がリードすることもあります。どちらかと言えば、引っ張るほうが多いかな。「集まって楽しく遊ぼう」とよく声をかけるほうです。僕は友達が大事だし大好きなので、皆を集める役割のほうが多いです。
キム・ソンス監督の作品は映画が多いですが、演技についてアドバイスをもらったことは?
ウ・ドファン:監督は撮影初日にドンチョルについてこう言ってくれました。「私より君のほうが彼を知ってる。だから君が思うように演じなさい」と。それが大きな力になりました。ドンチョルだったらどうするか、いつも僕に尋ねてくれて、お互いに意見を合わせながら撮影を進めました。役者として成長できたと思います。
高校の制服にも違和感がなかったです。久々に着た感想は?
ウ・ドファン:もう一度着てみたいと思っていたので、とてもうれしかったです。もっと制服姿のシーンが欲しかったくらいですよ。
では次もまた学生役を?
ウ・ドファン:ええ、そうなったらいいですね。
ムジ郡4人組のドファンさんを除く3人について、それぞれの第一印象と共演した感想を教えてください。
ウ・ドファン:まずテギョン先輩は、僕が中学の頃から見ていた2PMのメンバーなので、そんなスターと共演していることに不思議な感じがしました。先輩は方言での撮影の経験が何度もあり上手だったので、よく教えてもらいました。ダウィさんは僕より年下ですが大好きな俳優さんです。演技力があり学ぶ点が多いですね。いつも彼の演技には感心しています。フェジョン先輩は初対面でした。4人の中で一番年上なのに友達のように接してくれて、現場の盛り上げ役でした。
撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
ウ・ドファン:僕たち4人組だけじゃなく、スタッフ全員が家族や友人のように過ごしました。徹夜で疲れていても、カメラが止まれば笑いが起こります。撮影後にビールを飲んだり、ネットカフェでゲームをして一緒に楽しみました。
ドラマの中で行きつけの居酒屋の女将(おかみ)が個性的で面白いキャラでした。あの方と何か楽しいエピソードは?
ウ・ドファン:居酒屋のお姉さんですね。「おばさんと呼ぶな、お姉さんと呼べ」と言われてるんです。居酒屋での彼女との共演シーンは、ドラマで見て分かるとおり、とても面白いです。イントネーションが独特で、よく口マネをして遊んだりしました。4人組だけでなく、居酒屋のお姉さんやその他の先輩たちとも、今でも月に1回は会っています。いい人たちとつながることができて、幸せな現場だったと思います。
サンミ役のソ・イェジさんの第一印象は?
ウ・ドファン:イェジ先輩はドラマを観れば分かると思いますが、とにかくキレイだしすごく優しい人です。僕の面倒を本当によく見てくれました。今でも時々連絡するんですが、温かく迎えてくれます。
何か特別なエピソードはありますか?
ウ・ドファン:救船院での撮影シーンでこんなことがありました。先輩を壁に押しつけて口をふさぎ、静かにさせるシーンがあります。その時、僕がイェジ先輩の鼻を押さえてしまって、現場の皆がドッと笑いました。先輩にも申し訳なかったです。でも優しく許してくれて、何度かリハーサルを行い、無事に演じることができました。
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