「ミス・ハンムラビ」女優Ara&INFINITEエル(キム・ミョンス)、初放送から大好評

弱者の立場に立って、社会正義を具現して世の中を変えるという意志で判事になったパク・チャオルムと違って、原則主義者イム・バルンは、一番根本的な質問に対する答えから違っていた。

イム・バルンは「法官の任務は、世の中を変えると大口をたたく者たちから世の中を守るものだ。どうせ変わらない世の中、もっとぬかるみにならないように。中途半にオーバーしないで誰の見方もしないで。冷静にルールのままに、人工知能のように」と判事の役目を定義したが、パク・チャオルムはそれにもかかわらず「最小限ぬかるみにはまってあえぐ人と地面に立っている人が争っていれば、ぬかるみにはまった人から助けようとじたばたしてみる。中途半端にオーバーしながら」と激しく対立した。

初回から熾烈だったパク・チャオルムとイム・バルンの舌戦は「間違い」ではなき「違い」として緊張感を高めた。生きてきた環境や判事になった理由、そして原則と基準が違うので対立するしかないふたりの意見は、これから本格的に展開される裁判でもアクセルとブレーキのように互いに補い合って劇的な楽しさをプレゼントする予定だ。

何といってもキャラクターに完全に入り込んだAraとキム・ミョンスの演技は、生き生きした雰囲気を吹きこんだ。Araは、通快さから切実な涙まで幅広い感情を自由自在に行き交って最高のキャスティングであることをを自ら証明し、キム・ミョンスはイム・バルンそのものだった。シニカルそうだが情が深い面まで見せていっそう深まった演技力を披露した。熾烈な意見の対立まで抜群のコンビネーションで演じ切るふたりが作り上げる裁判に期待が高まる。

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2018.05.22