「イベントレポ」MONSTA X、日本デビュー1周年記念日に1位に返り咲き 「僕らのパズルの一番大事なPIECEはファン」

中盤はメンバーの自作曲を中心に構成。ジュホンが作ったミドルテンポのバラード曲「In Time」では、韓国語の曲ながらI.Mが、「時が止まればいいのに。永遠にこの瞬間を一緒に過ごしたい」と、日本語のセリフを差し込み大きな歓声を受けかと思えば、「Because Of U」ではメンバーたちのかわいらしさが爆発。

ウォノが愛嬌を見せたり、キヒョンがウィンクをしたり、ジュホンがI.Mのほっぺたを触ったり、各人が順番にキュートな仕草を見せてファンを大いに沸かせた。ヒップホップの強烈なトラックとキャッチーな歌メロの対比が美しい「Aura」は、日本1stアルバム『PIECE』に収録されているジュホンが手掛けた新曲。

ここから助走をつけ、韓国デビュー曲「Trespass(ROCK ver.)」ではファンコールの大きな声が上がる中、MONSTA Xらしい若さと勢いのあふれたステージを見せてくれた。

後半へ導く映像では、さまざまなミッションをクリアして、ついに最後のピースを手に入れた7人がパズルにはめてみると、そこに浮かび上がったのは、MONBEBEたちの姿。「一番大事な存在を見に行こう!」とメンバーたちがステージに集まると、アルバムのコンセプト曲「PUZZLE」で会場を楽しい雰囲気に包み込んだ。

MCでは勉強中だという日本語の話題になると、ジュホンが覚えたという「すみません、餃子、ありますか?」を披露。ほかにもトーク中に身体の大きなショヌのうしろからI.Mとミニョクが「ひょっこりはん」と言って顔を出したり、ヒョンウォンが「MONBEBEが好き。だから付き合ってください」と告白をしたり、日本語を駆使したトークでファンを笑わせる。

バラエティセンスのある彼らだけに、おもしろトークの連発にヒョンウォンの笑いが止まらなくなる場面も。また、日本のドラマや映画を見て日本語の勉強をしているという話題では、メンバー全員で、韓国でも人気の日本のドラマ「孤独のグルメ」を再現したかと思えば、ジュホンが「昨日、ミニョクさんの部屋に行ったら、ファンのみなさんのための日本語を覚えていました」というエピソードを語ったり、日本のファンに寄り添う姿を見せてくれるのもうれしい。

(3ページに続く)

  • 「MONSTA X」、韓国最大規模イベント「C-Festival2018」広報大使を見事に務める
  • 「公式的立場」Monsta X、タワーレコードのトップに…オリコンも逆走行
  • MONSTA X、7人7色のボーイフレンドに変身… 韓国の都心文化祭のPR映像公開
  • MONSTA X、カムバック後初の1位…“音楽で報いる”
  • 2018.05.19