4月にスタートしたFTISLANDのアリーナツアー「FTISLAND Arena Tour 2018 -PLANET BONDS-」のオープニングアクトとして出演のN.Flyingが大阪で「Hot Potato」「The Real」、名古屋・東京で「R U Ready?」「The Real」の_自身曲各2曲と、FTISLANDの韓国代表曲「Hello Hello」「I Hope」「I Wish」3曲のカバーアレンジメドレーを披露した。
まず驚くべきはN.Flyingの急成長した姿だった。トレンドを惜しみなく取り入れる卓越したバンドアレンジセンス、本家イ・ホンギからも「アイツはすごいよ」と賛美されるほどの圧倒的な歌唱力を放つフェスン、さらに青年と大人の狭間に生じる刹那なカリスマ性を纏ったスンヒョプ。言葉を選ばずに言えば、誰も期待していないオープニングアクトであるN.Flyingが、まだ開場直後でオーディエンスが入場しきれていない会場の温度をあっという間に沸点へと昇華させる様は、まるで一編のサクセスムービーを見るかのような痛快さがそこにはあった。
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