●イ・ジェフン、「夜は彼らだけの時間」（2007年）

「夜は彼らだけの時間」は、新入生を驚かせるクッチンとイビョンのエピソードを描いた作品。イ・ジェフンはイビョン役で血だらけの扮装もするという熱演で約15分の映画の上映時間を満たした。

イ・ジェフンの短編映画の代表作は「Bleak Night（原題：番人）」だといえば誰も異論はないはずだ。しかし、「夜は彼らだけの時間」は、イ・ジェフンの最初の公式的な短編デビュー作という点で一度注目してみる価値はある。15分を投資すれば、信じて見る俳優イ・ジェフンの初々しい出発を確認することができる。

●リュ・ジュンヨル、「Midnight Sun」（2014）

聴覚障害を持つ兄弟が、世間にぶつかりながら生きていくと言う内容を扱った作品。リュ・ジュンヨルは、分別がない高校生ヨンフン役を引き受けて印象深い演技を披露した。

もうひとつの短編「ソーシャル・フォビア」で注目される前に、リュ・ジュンヨルが初めて出演した映画のデビュー作だ。「応答せよ1988」でなんとなくシックなジョンファンの前に、「Midnight Sun」のヨンフンがいた。制服を着たリュ・ジュンヨルの嬉しそうな様子を確認することができる。今では映画界からのラブコールが絶えない俳優になったリュ・ジュンヨルの小さいが素晴らしいスタートを目撃したい方にお勧めしたい。

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