「イベントレポ」韓国で結成された13人組ボーイズグループSEVENTEEN。待望の日本デビューを発表した熱いステージを4/29(日・祝)夜9:00からWOWOWで放送!

「CLAP」を、力強く大きな振りのシンクロ率が高いダンスと共に歌って魅せる13人。寸分の狂いもなく、ピタリと合った迫力のあるダンスがいきなり冴えわたる。客席との一体感は実に素晴らしく、1曲目にして、すでにライヴ中盤の絶頂に近い盛り上がりをみせていた。
このツアーは、客席の中央にメインステージが作られていた為、360度の全方位が正面となることから、メンバーは一瞬たりとも気を抜くことは出来ない。実に緊張感の高いライヴとなるはずだが、彼らはその構造を確実に味方に付け、ダイナミックなステージを魅せた。「NO F.U.N」では、全員がステージ中央に背を向けた状態で客席側に円を描くように立ち、ステッキを持ったクールなパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。

「Don't Wanna Cry」や、「Without You」などの柔らかな空気感を漂わせるナンバーでは、客席のペンライトがゆっくりと光の波を作る中、ステージ上の13人が滑らかなでありながらも力強い動きのダンスで、目を見張る様な美しいフォーメーションを魅せていた。

最初のMCの自己紹介では全員の素顔が垣間見えて客席を沸かせた。中盤から後半にかけては、ボーカルチーム・ヒップホップチーム・パフォーマンスチームに別れ、それぞれがユニット曲を披露。SEVENTEENは、13人という人数を強みに魅せるフォーメーションがとても美しく、それこそが彼らの大きな魅力なのだが、ユニットとして、それぞれの個性を更に深く堪能できるパフォーマンスでも楽しませてくれるのも、彼らが人気を誇る理由であると実感する場面だった。

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2018.04.24