放送制作現場に性的暴力蔓延…スタッフの10人に9人が被害経験=韓国

 

抱擁、手つなぎ、身体密着、口付けなどの身体接触やそれを強要する行為(43.9%)、性的関係を強要する行為(13.9%)など直接的な“行為”による性的暴力被害を受けた回答者も少なくなかった。

性的暴力が発生した場所としては会食場所(44.7%)が最も多く、放送制作現場内の開放された場所(24.1%)がその次となった。

また、放送局が事件発生時に適切な処理をしたと考えるかとの質問には88.3%が「いいえ」と回答。被害者の対処も80.4%が「我慢して乗り越える」と答えた。

回答者は「被害経験があっても別途、対処できない理由」や「放送局が適切な処理をしないと思う理由」について、共通して「不安定な雇用形態」と挙げた。

放送制作現場での性的暴力発生原因に関しても回答者の78.5%が「性的暴力行為者との権力関係」を、66.4%が「非正規職、フリーランスなど雇用上の不安」を示した。

 

WOW!korea提供

2018.04.18