-普段あまり感情を出さない分、演じるのが難しそうですね。
そうですね。韓国語でもあまり感情を出さないのに(笑)。でも、練習をしながら、その感情がだんだんつかめてきたところです。
-どの感情を表現するのが、一番難しいですか?
酔って、可愛いっていうか、ギャグを言ったりするような。僕、あんまりギャグを言うキャラじゃないから(笑)。ダジャレってなんですか~って台本を読みながら思いました。怒る演技というのは、韓国のドラマで経験があるから、それなりにできるけど、笑う演技というのもちょっと難しいですね。
-役作りの参考に、何かしていることなどはあるんですか?
マネージャーさんにすすめられて、お芝居の勉強のため、いろんな舞台や日本の映画を見ています。この間、劇団5454(ランドリー)の「トランスイマー」という舞台を見に行って、あらすじを読んでから観たんですけど、セリフもしっかり聞き取れて、お芝居の内容が頭にスッと入ってきたんですよ。演出家・春陽漁介さんの演出の雰囲気がすごく良くて、作品の世界観が自分の好みと合っていたんで、内容を理解しながら見ることができて、すごく面白かったんです。日本の舞台を見て、声の出し方とか立ち方を自分なりにイメージできたと思います。
-2部のライブパフォーマンスはどういうものになるんでしょうか?
一応、自分の意見は言ったんですけど、ソロとかデュエットステージで、歌、ダンスをしっかり見せたいです。それぞれのグループのメンバーが、「THE UNIT」みたいに集まってコラボするんで、また新しい魅力を出したいです。
-そして、「NOSTALGIC-再びの君へ贈る-」が終わった翌日には、もう次の舞台。4月13日~15日まで、日韓の俳優、声優、アーティストが一堂に会した朗読劇「最果てリストランテ」に出演されますが、朗読劇は難しい挑戦ではないですか?
そうですね。正直、最初は舞台の方が難しいと思ったんですけど、朗読劇の方がもっと難しいです。僕は、レストランで料理を作るハン・ソンギュ役なんですけど、普段敬語とか丁寧語を使わないんで、口が回らないんですよ(笑)。だから、スケジュールが終わったら、寮に帰ってずっとセリフの練習をしています。
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