会場に響き渡るアンコールの声にメンバーも舞台裏から「ヘイ!」と応えながら、笑顔でふたたびステージに戻ってきた。メンバーそれぞれが感想を伝えた後は、今日でCHERRSEEとしての活動が最後になるSAYURIがファンにあいさつした。
「今日は来てくださりありがとうございました。morph-tokyoはたぶん1番来させていただいているステージなので、ここで最後のワンマンライブが出来て本当にうれしいです。大阪公演にも来ていただいている方もありがとうございます。今日このあと2部がありますが、1部で最後という方もいると思います。本当に出会えてよかったと思っています。今回のワンマンライブは私自身新しいことに挑戦できたライブでもあって、皆さんにとっても印象的なライブになったと思います。なかでも個人的には『Mystery』の韓国語バージョンを歌えたことがうれしかったです。練習生時代、毎日練習していても先が見えないと思っていたときに突然プロデューサーの方が部屋に入ってきて流した曲が『Mystery』の韓国語バージョンでした。その場で泣いているメンバーもいて、少し光が見えた瞬間でもあったんです。自分たちの希望が見えた瞬間でした。『Mystery』の韓国語バージョンを聞いた時がCHERRSEEの原点だと思うので、今日その歌を歌えることができて本当に幸せでした。今回のワンマンライブでの私の目標はしんみりとせずに楽しいライブにすることなので泣くのはこらえます(笑)」と、目に涙をためながらCHERRSEEとして活動してきた2年間を振り返った。
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