二番目は慌ただしく活気あふれていた、過去のナミヤ雑貨店の姿だ。そこは雑貨店を想像させるアイスクリーム専用の冷凍庫から、近所の子供たちの悩みを一緒に分かち合った掲示板まで細かく再現されており、心をときめかせる。またその前に立っている“浪矢”おじいさん(西田敏行)と、周りを行き交う近所の人々の姿が、懐かしい雑貨店の姿を完成させた。
最後に32年後、2012年のナミヤ雑貨店が長い歳月を経て、古い姿で登場する。しかしこの空間は、ここに偶然隠れこんだ3人の泥棒“敦也”(Hey! Say! JUMP 山田涼介)、“翔太”(村上虹郎)、“幸平”(寛一郎)が1980年の過去から到着した手紙を受け取ってから、だんだん神秘的な空間へと変わっていった。
多彩なナミヤ雑貨店の姿で好奇心を刺激するこの予告編でも、もう一つ集中すべき部分は面白い推理だ。雑貨店に集まった彼らと、手紙を送る過去の人々の間で特別な縁を作っていく過程から来る面白さは、映画をより特別な作品にしている。またその推理の果ての温かい真心と感動は、期待感をより高潮させる。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は韓国で2018年1月31日に公開される。
元記事配信日時 : 2017年12月22日10時00分 記者 : パク・スルギ、翻訳 : 浅野わかな
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