「インタビュー」チョン・リョウォン、「『魔女の法廷』を通して、上手くできるという自信が生まれました」

写真=キーイースト

 

Q. 実際の性格とは随分違うとお聞きしました。演技しながら、ストレス解消になりましたか?

そうですね。私の周りに、マ・イドゥムに似通った性格の友人がいます。私がインターネットで価格を見た後に工具を買いに行ったら、お店のオーナーが価格を高く言ったんです。内心疑いながらも何も言えませんでした。でもその友人が来て、インターネットで安い金額を探した後「おじさん、この方が芸能人だからって高く取ろうとしてる訳じゃないですよね?」と言ってくれました。その友人を見て心がスカッとしたんですが、私がそのような人物を演技することになって。台本をもらった後に、その友人に台本リーディングをやってもらったりもしました。すごく参考になりました。

Q. ドラマは女性児童犯罪専担部を背景にしていました。性犯罪を裁く現在の法律についても考えてみる契機になったのではないでしょうか?

女性児童犯罪専担部は仮想の部署です。一人の検事が公判まで行くノンストップシステムですが、現実にはないと聞きました。もちろん、検事たちは大変だと思います。でも被害者を保護して、加害者を捕まえるためには理想的なシステムだと思いました。性犯罪というのは、呼吸をするように自然に起こるのです。「これが性犯罪だったの?」と思う程、当たり前に受け入れられているのが現実です。今作品を撮影しながら、敏感に周りを見るようになったと思います。後輩のチェ・リがミニスカートを着て登場した時に、スタッフたちが「今日可愛いね」と褒めていました。私は冗談で「それはセクハラ発言になるかもしれないよ」と言いました。

Q. とても団結していた女性児童犯罪専担部のメンバーとは、実際も親しそうですね。

こんな経験は初めてです。普段車でセリフの練習をして、撮影が始まると外に出て演技をしていました。そして終わったらそのまま家に帰って。でも今回の作品を撮影しながら、撮影前から現場でうろついていました。私だけじゃなく他の俳優の方々も、早く出て来て互いに待っていました。スタッフが「まだ準備が出来ていないから入っていてください」って言っても「私たち同士で遊んでます」と答えてました。前作「風船ガム」で一緒に仕事をしたオーディオ監督が、「リョウォンさん、昔はそんなんじゃなかったのに。内気だと思ってたのにこんなに明るくなったなんて」と言って、びっくりしていました。私も自分がどんな性格なのか分かりません。演技ごとにキャラクターが同化してしまうみたいです。

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