Q.「魔女の法廷」への出演を決心したきっかけはありましたか?
「愛の迷宮‐トンネル‐」を終えてから、次期作としてラブコメディーを演技しようと思いました。そんな中「魔女の法廷」の台本を読みました。ラブコメディーへの願望を抑える台本でした。
Q.法廷のシーンが多かったですね。難しくなかったですか?
一度も口に出したことのない単語を、慣れた感じで発音するのが難しかったです。だけど、台詞をスラスラ暗記すれば解決することができる部分でした。それよりも台本に「準強要罪」と書いてあったら、その意味を理解して口に出したかったんです。法廷用語の意味を把握するのに時間がかかった方ですね。また、法廷のシーンでは諮問弁護士がいつも同席してくれました。演技をしながらも弁護士さんに「感情が高ぶるので、被疑者にこの位近づいて話したいのですが、大丈夫ですか?」と尋ねながら演技をしました。
Q.演技したヨ・ジヌクに対する愛情も深かったと思います。実際の自分とどのくらい似ていましたか?
今まで演じてきたキャラクターに比べて、自分と似た部分が多い人物でした。これまではキャラクターの性質によって、わざと声のトーンを高くしたり低くしたりしました。でも「魔女の法廷」では、自分が実際の友達と会話する時のように、丁寧に話したりもしました。普通のドラマでは男性が女性を立てたり、壁に押し倒してキスするシーンなどがありますが、個人的には嫌いな行動ですね。ジヌクはそういうことをしなくてもいい人物だったのでよかったです。
Q.ヨ・ジヌクは、正義の実現のために母親を法廷に立たせましたね。実際だったら可能ですか?
自分だったら辛いと思います。なので、ジヌクの感情を理解するのが辛かったです。「一生申し訳なさで苦しむより、早く罪を認めて罰を受けよう」という思いで母親を説得しました。母親に話してから、背を向けて階段で泣くシーンがありました。ジヌクの辛い心情を表したくて一生懸命泣いたのに、放送では背中だけ映されてて残念でした(笑)。
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