質問コーナーでの前向きな発言で、会場を明るくしたク・ハラは、「自分の好きなバラード曲を皆さんに聴いてほしい」と思って選んだというJUJUの「この夜を止めてよ」と中島美嘉の「雪の華」をしっとりと歌い上げ、会場をうっとりとさせた。
ファンミーティングの最後は、手紙で自身の気持ちをファンに伝えた。
「日本のファンの皆様、ハラです。KARAから一人になって、自分の時間が必要だと思い、すぐに活動することができませんでした。ファンの皆さんのことを考えると、もっと早くするべきだったのに、それができませんでした。皆さん本当にごめんなさい。待っていてくださって、心からありがとうございますと言いたいです。今は自信ができました。待っていて下さるファンのために5人ではなく1人で頑張っていきます。正直ひとりになるのが怖かったんです。自分を見直す時間が必要でした。皆さんの愛が絶対に必要な人間です。かっこいいク・ハラになります。これからも応援よろしくお願いします」と伝えると気持ちが高ぶっていったク・ハラの目からは涙がこぼれ、そんな彼女を見守る会場は、その言葉の一つ、一つを聞き漏らすまいと、静寂し、彼女の声だけが響いた。
ク・ハラが言葉に詰まると、ファンから大きな応援の声と大きな拍手がわき起こった。
「私は怖がりです。勇気もなかったし。ここで、初ソロファンミーティングをして、皆さんのおかげで自信がつきました。ステージの上のハラが、一番かっこいいハラだとわかりました。これからも、自信を持って、アルバムとかいろいろ活動もするつもりなので、応援よろしくお願いします」と真摯に語り、最後は力強く決意を示した。
そして「皆さんにハッピーウィルスを伝えたいです。皆さんは一人ずつ大事な人、心がつながっている人だから、永遠に私も(皆さんを)応援しますね」と語ると会場は、感動の渦に包まれ、大きな声援と拍手が鳴りやまなかった。
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