アコーステックギターを弾きながらの『Orange Days』や、主演ドラマ『百年の花嫁』(’14)の劇中歌『まだ言えない言葉』、アンコールの『INSENSIBLE』などのバラードでは、年々味わい深くなる唯一無二の歌声が存在感を示していた。1年の中でクリスマスの時期が一番好きだというホンギは、本編最後の曲に自身のウィンターソング『Miss X-MAS』をセレクト。心が躍るような高揚感に溢れた楽曲で、ファンと一緒に一足早いクリスマスを楽しんだ。
そしてもう一つ、今回のミニライブの見どころとなったのは、FTISLANDをデビュー当時から知る司会者、古家正亨さん演じる「ホン気食堂のマスター」との台本なしのフリートーク。軽く一杯ひっかけながら……というホンギらしい型破りなコンセプトのもと繰り広げられたコーナーでは、「これ言っちゃダメなんだけどな」「言っていいのかな」と言いながら話を続ける、隠しごとのできないホンギの本音すぎるトークに、マスターが「それ以上言わなくていいよ!」と制する場面もあったが、今月韓国でスタートする新ドラマ『花遊記(原題)』の撮影エピソードや、年明け早々の新曲リリースを匂わせる発言もあるなど、ファンにとっては嬉しい時間となった。
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