食卓を華やかにするカラーフード
赤、黄、緑、紫、黒、白などの色は食品のフィトケミカルという化学物質によるものです。フィトケミカルは色だけでなく、食品固有の独特な味と香りを与え、抗酸化作用や免疫機能の増加などを通じて健康に有益な役割をするのです。
黄色が出すβカロチンは心臓や血管、緑色のクロロフィル成分は肺や肝臓の健康を助けると言われています。紫の野菜やフルーツのポリフェノールは脳卒中の危険を下げ、赤色のアントシアニン成分は抗がん効果が証明されています。
「アントシアニンの色素は抗酸化作用があるため、まんべんなく健康維持や促進を助けます」と韓国の農村振興庁の研究者は言います。
食品業界はこのカラーフード・マーケティングを様々に繰り広げています。
6色の天然100%のジュースを宅配するなどのサービスも始まっています。ケール、ビーツなど取りにくい野菜の他に、黄色、オレンジ、紫、白などカラフルなジュースに変身させ毎日配達しています。
宅配サービスがとても盛んな韓国では、食品や家庭雑貨など何でも配達。高齢者は特に、このようなサービスを利用して健康を保っているようです。
お粥の専門店でも多様な色を使った新メニューを揃えました。紫、黄、緑、黒色のお粥が並びます。
健康と味覚を両方手にするカラーフードが、食卓を華やかに彩っています。
韓国美人に負けずに、美味しく健康になりましょう!
Text By YooMin Kang
参考=KBS
コラム提供:ヨブル
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