「イベントレポ」『猟奇的な彼女』『ラブストーリー』クァク・ジェヨン監督 最新作 「風の色」完成披露試写会開催! 北海道と東京を舞台に描いた、神秘的で幻想的な「愛」の物語

MC の呼び込みで上手より古川雄輝、藤井武美、クァク・ジェヨン監督が登壇すると場内は大きな拍手に包まれた。最初に古川より「本日はご来場いただきありがとうございます。この映画を撮ったのが 2 年前だったのですが、ようやく皆様に見て頂けるのが嬉しいです。」と初お披露目となる喜びを語った。またクァク監督は「皆さんこんにちは。監督のクァク・ジェヨンです!」と流暢な日本語を披露し来場者を驚かせた。

本作が初主演となる古川は「海外で舞台やドラマに出る機会はあったのですが、日韓合作で、しかも主演という大作を任せて頂きとても嬉しかったです。またクァク監督の作品での主演ということだったので、気合を入れて臨みました。」と主演作への想いを語った。


約 1 万人のオーディションで選ばれたヒロイン役の藤井はオーディション当時の様子を聞かれると、藤井「とても緊張しましたが、絶対にこの役をとるぞという気持ちで挑みました。決まった時は嬉しさのあまり思わず叫んじゃいました!」とヒロインに決まった当時の喜びを語った。

本作ではマジックを披露する古川だが、撮影中に大変だったエピソードを聞かれると、古川「脱出マジックで氷水に入るシーンがあるのですが、実際の氷水を使っていたのでとても冷たく大変でした。」と当時を振り返った。するとクァク監督から「CG を使うという手もあったのですが、それだとお金がかかるので古川君に頑張ってもらいました。」と冗談が飛び出し会場は笑いに包まれた。

しかし実際はリアリティにこだわる監督だからこその演出であり、クァク監督は「古川くんは大変だったと思いますがよく頑張ってくれました。」と労をねぎらっていた。さらに今回 2 人の日本人キャストを主役に迎えたことについて、クァク監督「2 人とも俳優として根性がすわっていて、古川さんは氷水など過酷な撮影もありましたが弱音を吐くこともなく頑張ってくれました。藤井さんは周りにたくさん人がいても、感情がぶれることなくさすがプロだなと思いました。」と若手の二人を絶賛していた。

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2017.11.30