「第19回富川(プチョン)国際アニメーションフェスティバル」(BIAF2017)の開幕式会場に爆発物が設置されたと通報があり、警察が捜査をした。午後6時に予定していた開幕式は場所を移して7時に行われた。
「BIAF2017」事務局は、建物が通行規制されるとすぐにフランス大使などを含めた主なゲストはカナベストタウン招待ホールに場所を移し、富川市及び富川警察署から出動した安全点検団員が爆発物の捜査に突入した。開幕式とレセプションが予定通り行われたが、開幕作「The Big Bad Fox and Other Tales」の上映は取り消された。
爆発物設置を通報した人物はまだ把握できていないが、「BIAF2017」が国内の映画祭のうちで初のアカデミー認証映画祭になるなど、国際的地位を高めていることに対して話題性を狙ったものと推測される。
開幕式ではユン・ガプヨン組織委員長が「19回を迎えるBIAFがこのような目に遭うなんて」とコメントした。急な状況だったが予定通りに開幕式のステージに上がったウォルト・ディズニー・カンパニーのバーニー・マッティンソンとエリック・ゴールドバーグ監督も「おかしな人によって大変なことになったこの状況に、開幕を祝うという言葉がてきせつではないような気もするが、それすら一つにするのがアニメーションではないかと思う」と笑みを浮かべた。
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