「コラム」公約の兵役期間短縮を実現できない文在寅(ムン・ジェイン)政権

 

兵役期間短縮は韓国政府の目標

かつても、韓国では兵役期間が18カ月に短縮される予定になっていたのだが、このときも南北関係が極度に緊張して、それが見送られた経緯がある。
つまり、兵役期間の18カ月というのは、常に韓国政府が大きな目標としている兵役期間なのだ。
そういう背景もあって、文在寅大統領も選挙のときに「兵役期間を18カ月に短縮する」という公約を掲げていたのだが、現在の米朝関係を見ていると、たやすく実現できないのもやむを得ない。

この問題に一番注目しているのは、これから兵役を迎える若者たちだろう。
やはり、21カ月と18カ月では、3カ月とはいえ本人にしてみればとても大きな違いがある。
これから兵役を迎える芸能人のスターたちも、兵役期間短縮の公約が早く実現されることを大いに願っていることだろう。
要は、米朝関係の今後の推移にかかっている。
緊張が解ければ、文在寅政権としてもなるべく早期に兵役期間の短縮に取り組むことになるだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

コラム提供:ロコレ

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