「KARAプロジェクト」がついにベールを脱ぎ、本格的に始動した。
DSPメディアとMBCミュージックが制作し、ガールズグループ「KARA」の新メンバーを選定する「KARAプロジェクト−KARA THE BEGINNING」(原題、以下「KARAプロジェクト」)が27日午後6時、初回を迎えた。
「Baby KARA」のメンバーは数年間DSPメディアでトレーニングを受けてきた練習生であり、今月14日から一人ずつティーザー映像と共に紹介された。公開されたソジン、シユン、ヨンジ、チェギョン、ソミン、チェウォン、ユジは各自違った魅力を持つ実力者たちだ。
「Baby KARA」は初回放送のインタビューで、「KARAプロジェクト」に参加した理由や自身にとって「KARA」が持つ意味などを正直に吐露した。チェギョンは「いまの最も大きな目標」と話し、ソミンは「解かなければならない宿題」と意味深長な発言をした。またシユンは「わたしにとってKARA先輩は星だ。KARA先輩のようになりたい」と尊敬の心をあらわにした。
一方、「KARA」を“成功の象徴”としながらも、“切迫感”と見るメンバーもいた。ヨンジは「両親との約束を(今回が)本当に最後だと思って頑張ろうと…」とし、「わたしにとってKARAとは、わたしが掴まなければならないわたしの最後の夢だ」と話し、その事情に対する思いを強く印象付けた。
また、「Baby KARA」のメンバーたちは初回から苦境に落とされた。「KARA」のヒット曲「STEP」を一週間でマスターするよう指令が下された。そして、途方に暮れた彼女たちを公演会場に連れて行きステージに立たせた。そこに登場した審査委員たちの酷評に、顔色が変わっていく。「マネキンのようだ」という全体評価に加え、特に自信に満ちていたソジンは「過度の表情」という評を、チェギョンは「存在感がない」という評を受け、涙を流す場面もあった。
「KARAプロジェクト」は毎週火曜日午後6時にMBCミュージック、夜12時にMBCエブリワンを通して、7月1日まで計6回に渡り放送される。同時にファン投票も実施され、最終的な新メンバーを決定する。