チ・ヒョヌ & ハン・ジワン作家インタビュー公開!「ウォンテッド~彼らの願い~」DVD-BOX2発売記念!

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― メインキャストであるキム・アジュンさん、チ・ヒョヌさんは、ハン作家からご覧になっていかがでしたか?
キム・アジュンさんは、スゴイ情熱を持っている俳優でした。一緒に議論して作品を作り上げていくタイプの俳優でしたし、台本も自分のスタイルで解釈して消化させるタイプで、放送を見てビックリすることが多かったんです。個人的にはチョン・へインはハマり役で、それに似合う性格と適切な表現力を持った俳優だと思いました。チ・ヒョヌさんは作家の意図を徹底的に把握して、そのまま伝えようとするタイプでした。撮影前から警察署で刑事体験をして、私がお勧めした本や映像を見るなど、とても誠実に準備していました。演じる時も自分の表現一つ一つを、誠実で正確に表現するスタイルでした。彼の、メッセージをちゃんと伝えようとする意志の強さは、本当に感謝しています。撮影時、手首の手術を受けたのですが、痛いはずなのにそれを表に出さずに高難度のアクションシーンを演じられていたのも本当に凄いなと思いました。チャ・スンインの場合、チ・ヒョヌさん自身の性格が加わり、より温かい人物になりました。

― 脚本家として、印象に残っているセリフ/シーンはありますか?
色んなセリフが印象に残っているのですが、物語後半に出てくるセリフは凄く辛い気持ちで書きました。「余りにも辛かったので全部許してやりたいとも思いました。でも、そうはできませんでした。誰一人、私に謝る人がいなかったから…。」現実で皆さんが感じているだろう心の痛みでもあり、ドラマの中の全ての事件の原因になった理由でもあります。
― 日本の視聴者へメッセージをお願い致します。
初めまして。日本の皆さんがこのドラマを見ることになるとは…想像もしていなかったことが現実になり、とても驚いていて同時に凄く嬉しいです!韓国の特殊な状況に関しての物語ですが、日本の視聴者の皆さんはフィクションとして楽しんで頂けたら嬉しいです。メッセージ性が強い物語で、結論を強要するのではなく、見ている方が自ら‘私だったらどうなのかな?’と一度は質問を投げるようになったら、私としてはそれに越したことはありません。どうか楽しんでください。ありがとうございます。
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2017.10.03