続いて登場したのはシンガーソングライター、そして実力派R&BグループVibeのボーカルとして知られるユン・ミンス。「泣きたいな」から圧倒的な歌唱力で観客の視線を釘付けにし、ステージの雰囲気をがらりと変えた。ユン・ミンスは「はじめまして、ユン・ミンスです。爽やかな曲の後に憂鬱な曲を聴かせてしまってすみません(笑)」とジョークで観客を笑わせ、次の「昔の愛」について「僕の歌は悲しいものが多いんです。この曲は過去に別れた彼氏、彼女を思い出して聴いてもらえるといいと思います。それは冗談ですが(笑)無伴奏で始まるのですが慌てないでくださいね」と話して歌い始めた。静まり返った会場にユン・ミンスの美しい歌声だけが響き、観客を感動させた。
続くトークタイムでは息子のユン・フくんがバラエティ番組などを通して韓国で大人気となっていることに話が及び「うらやましいです」とコメントし、再び笑いを誘った。「ぜひ一度会いたい」まで歌い終えるとユン・ミンスは「このような大きくて特別なステージで歌を歌うので、緊張をたくさんしてしまいました。緊張をほぐすのにはお酒が最高でしょう?」と、Vibeの大ヒット曲「酒だ」を予告。「韓国で大ヒットした曲なんです。とっても簡単なので一緒に歌っていただけたらうれしいです。1番は僕が歌って、2番は皆さんも一緒に歌ってくださいね」と声をかけた。観客はユン・ミンスに合わせて手を横に振ってリズムをとり、その圧巻の歌唱力に酔いしれ、2番になるとマイクを向けるユン・ミンスに歌で応えた。
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