「インタビュー」イ・ジョンソク、“僕もこんな演技をするということをお見せしたかったんです”

「周辺で『本当に大丈夫か』と聞く人も多かったです。それでも選択は間違っていなかったと思います。幼いファンたちが衝撃を受けるかもしれないとは思いましたが、私は俳優ですからそんなことも少しずつしていかなければならない時期だと考えます。今が少し早いかもしれませんが、冒険をしました」。


「悪役が合いますか?」という質問にイ・ジョンソクは「よく合うとはいえません」と率直に答えた。かえって悪者を演技して、今まで悟れなかった演技の習慣を知るようになり、今までできなかった学習の機会を得ることにもなりました。
「よく合うとは言えません。(笑い) 善行な役をして来たので悪役をしながらも善行をしようとしてしまいます。台詞のトーンやニュアンスでね。本来もっと悪くしなければならないのに、本能的に私が純化してしまいます。そのたびに監督が指摘してくださり、不思議でした。悪役というのがとても不思議です。台詞を言いながらも本能的に分かります。『これくらいすると見る人が嫌になるだろう』と。嫌にならなければいけないのに、それを度々勘違いします。」
(3ページにつづく)

2017.08.25