印象的だったのは「プロデュース101」がアイドルファンの主軸である10~20代を越えて30~40代までひきつけたという点だ。週末の金曜日の深夜時間帯である午後11時に放送されたのが、視聴者層の幅を広げたという分析だ。
サバイバルを通じて紹介された練習生各自の成長ストーリーも30~40代の女性たちの母性愛を刺激した。カン・ダニエルとパク・ジフン、イ・デフィ、キム・ジェファン、オン・ソンウ、パク・ウジン、ライグァン・リン、ユン・ジソン、ファン・ミンヒョン、ペ・ジニョン、ハ・ソンウンなどWanna Oneのメンバー11人は最終投票で合計1105万9469票を得た。これらの中には所属事務所なしに実力を育てた個人練習生、「プロデュース101」が最後の挑戦だったという7年目の練習生、6年の無名時期を経て再デビューしたボーイズグループのメンバーなど理由も多様だった。
「ファンたちが作るWanna One」のコンセプトは「プロデュース101」が終わった後にも続いた。 先月デビューを控えてWanna Oneはタイトル曲を選ぶ投票を行った。合計269万2776票が集まった。ここで222万7041票を得た「Energetic」がタイトル曲として選ばれた。Wanna Oneの日常生活を見せるMnetの2部作、リアリティー番組「Wanna One Go」はファンたちを対象にミッションマッチング投票をして「1日、1m以上、1度も離れていない」メンバーの組合を選んだ。
反応は熱かった。音源チャート1位になった「Energetic」は公開後1時間もの間MelOnのリアルタイムの利用者数9万9748人を記録した。リアルタイムチャート改編後、最多人員だ。GAONチャート2017年第32週のデジタル総合、ダウンロード総合、ソーシャルチャートでも1位をさらった。今月3日に放送された「Wanna One Go」の1話はTNMS基準1.8%の視聴率を現わした。その日に放送された全体PPチャネル本放送番組のうち2番目に高い数値だ。「Wanna One Go」はグッドデータ・コーポレイションが発表した8月第1週TV話題性非ドラマ部門でも7.13%の占有率で2位に上がった。(3ページに続く)