今年韓国でデビュー10周年を迎えた5人組バンドFTISLANDのリーダー、チェ・ジョンフン(Gt./Key.)が、初のソロファンミーティング「チェ・ジョンフン(from FTISLAND) 1st Solo Fanmeeting in Japan ~フニの声、舞、描~」を8月1日(火)、中野サンプラザで開催。開演前の会場内には、期待に胸を膨らませるファンの熱が満ちていた。開演と同時にまずは、“フニの声、舞”がファンの心をつかんだ。2名のダンサーを引き連れて登場早々、完ぺきにマスターした“恋ダンス”(星野 源『恋』)を披露。
小さな指ハートを作ってカメラに視線を固定しながら目からもハートを飛ばすと、客席から黄色い声が上がった。2曲目には、自作のFTISLANDの楽曲が来るかと思いきや、日本の文化好きを公言するジョンフンが自ら探し出したという『きよしのズンドコ節』(氷川きよし)の変化球セットリスト。以前メンバーのホンギ(Vo.)が「フニはキャッチーなものを見つけてくるのが上手い!」と褒めていたのも頷ける選曲で、会場を沸かせていた。そんな客席の好反応もあってか「ライブもいいけど、僕の違う魅力を見せられるファンミーティングもいいですね。俺もやればできるな!」と手応えを感じていたジョンフンは続いて、事前に書いたアップダウンの激しい“人生グラフ”ボードを元にしてトークを展開。ピアノは「6歳から15歳まで習っていた」そうだが、今では一心同体のように巧みに操っているギターについては「始めたのは事務所に入ってから。それまではギターのギの字も知らなかった!」という衝撃の事実に会場がどよめいた。(2ページに続く)