舞台が暗転し、現在に。
俳優を夢見るセヨンとスーツ姿のセールスマンのカラムが登場。
ヒロシの留守中、我が家のようにくつろぐセヨンとカラム。
30度を超える今年一番の暑さとなったこの日だが、10年来の大親友だという2人の演技が観客の反応と相まって、会場全体を熱くする。
日本語のセリフがダイレクトに伝わり、まるで日本の舞台を見ているような新鮮な感覚がとても心地いい。
「今まで恋をしたことがない」というセヨンにカラムが恋の必勝法を伝授する場面では2人のコミカルな演技がまるで人気お笑い芸人と錯覚させるほどに息ピッタリで会場は爆笑の連続。
普段のセヨンとカラムの仲良しぶりを彷彿させるような2人の演技がテンポよく展開され、音楽の演出、さらにアドリブも加わり、観客はどんどん舞台に引き込まれていく。(3ページに続く)