俳優の同好会が多い理由
◆韓国ではよほどのトップクラスでないかぎり、俳優という職業だけで生活するのは大変だ。しかも、人気がいつ落ちるかもわからない。
そのために、俳優たちの多くが副業をもっている。レストランとかバーを経営するのである。そういう意味では、中年以降になると、俳優も副業がなければ続けられないケースが多い。
◆俳優の間には学閥が歴然とある。俳優志望者もそれを知っているから、大学の演劇映画学科に入ることにこだわる。
◆韓国の俳優の場合、先輩と後輩の関係も厳しい。たとえば、デビューした時期と年齢差で自然と先輩・後輩の関係ができる。先輩の中には後輩がのし上がってくるのを快く思わない人もいる。妨害もあるが、それより後輩に忠告する……お前はまだそんな立場ではないぞ、と。
あまりいいこととは言えないが、俳優の世界も戦場と同じで、厳しい戦争が繰り広げられているのだ。
◆芸能人は同じ趣味の人が集まってよく同好会をつくっている。多いのが野球、サッカ、ゴルフ、登山など。同じ趣味をもった芸能人たちが集まって一緒に楽しむのだが、裏を返せば、俳優は浮き沈みが激しいので、仲間同士で結束を強めているのだ。あるいは、人脈を作っているのだ。
俳優も、生き残るために必死なのだ。
文=「ロコレ」編集部
コラム提供:ロコレ
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