防弾少年団が、お笑いの拠点とも言える吉本新喜劇に出たのには本当に驚いた。彼らは様々なシチュエーションですばらしい適応力を見せているが、あれほど「ズッコケ」を見事にこなすとは、まさに「ステージの申し子」と言える。
正真正銘の笑いの殿堂
その発想がすばらしい。
何のことかというと、6月2日に大阪の「なんばグランド花月」の吉本新喜劇に出演したことだ。
JAPANツアー中の彼らが、朝のワイドショーに出るというのは十分に想定内だし、その土地の観光名所に繰り出すというのも、よくあるパターンだろう。
しかし、「なんばグランド花月」には意表をつかれた。
そこに出ていってウケるためには、相当な芸がないと難しいのだが、防弾少年団は果敢に舞台に上がってきた。
まずは、その戦略性に拍手だ。正真正銘の笑いの殿堂に乗り込んでいく気構えがすばらしい。(ページ2に続く)