「取材レポ」KEVIN(元U-KISS)、俳優転身第一作「メイビー、ハッピーエンド」のロボット役で可愛さ&切なさ炸裂!

制作発表会でもチェ・ドンウクとソンジェが稽古エピソードとして、「腕が痛かった(笑)」と明かした、充電が切れて動かないクレアをひょいと抱き抱えて、ソファに運ぶシーンは、まさにロボットにしか見えない演技だったし、自分が作った糸電話で、クレアと話すシーンでは、驚いて腰を抜かすようなリアクションなどコミカルな動きで、客席を爆笑に。また、自分にはない社会的スキルを持っている活発で賢いクレアに対し、カッコつける姿や、クレアと映画「ターミネーター2」を見ながら、ターミネーターのマネをしてはしゃぐ姿もほほ笑ましく、KEVINらしいキュートなオリバーを作り上げていた。
また、オリバーは「ありがとう」と言われると、自動的に「どういたしまして」と返す機能が搭載されているため、クレアとの「ありがとう」「どういたしまして」のやり取りが何度も出てくるが、これを一度だけ日本語で言うシーンがあり、劇中唯一の日本語のセリフでもあるため、目を引いた。

そして、何といっても、KEVINとソン・サンウンが愛に目覚めていくキュートな姿を息の合った演技で、初々しく見せていくのが印象的だった。
制作発表会には残念ながら出席できず、ビデオメッセージでの登場となったKEVINとソン・サンウンだったが、チェ・ドンウクが「KEVINとサンウンさんはすごく可愛くて、僕たちに力を与えてくれるカップルなんです。すごく可愛いし、演技も歌も上手いし、期待していいと思います」、さらに演出のキム・ジホ監督も「可愛くて、可愛くて、可愛いカップルです(笑)。普段から可愛い2人なので、とても楽しく稽古をしています」と言っていた通り、2人の掛け合いがすごく可愛く、胸キュンさせられる。
“愛”という感情を初めて知り、トキメキと怖さを同時に感じる2人が、それを歌で表現するナンバーも、感情を爆発させるように、圧倒的な歌唱力で歌い上げ、会場中に響き渡る美声のハーモニーが観客の心を震わせた。
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2017.05.26