「インタビュー」「ハッピー・レストラン~家和萬事成~」イ・ピルモ「現場のムードメーカーはやはり私」

Q. 相手役であるキム・ソヨンさんのキャラクターの魅力は? 共演していかがでしたか。
ソヨンさん自体がとても良い人で、明朗で可愛くて純粋な人です。現場でも人の気分を良くしてくれるような明るい人なんですが、そんな人がヘリョンを演じたので実際台本に書かれたヘリョンよりももっと良い人として描かれたと思います。湖のように澄んだ人だと思います。

Q. 演じながら難しかったシーンはありますか。
息子が死んでしまいますが、そういった言葉にできない痛みを泣き叫んで表現する人もいる反面、ユ・ヒョンギはそれを表に出さない人物なんです。一人ビルの陰に隠れて泣くような性格なので演じるのが難しかったですね。

Q. 出演した中で一番愛着があるシーンは。
ソジンの墓地に行って、ソジンに話しかけるシーンが2度あって、長い独り言を言うんですが、死んだ息子に父親が身なり構わず「ソジン、今日はお父さんが・・」とあれこれ語るシーンがとても心に残っていて、十分にあり得ると思いました。それにソジンが亡くなった場面を回想しながら横断歩道で泣くシーンがあるんですが、その時慟哭するんです。とてつもない悲しみが押し寄せて、号泣ではなく慟哭したシーンも記憶に残っています。

Q. 最後にこのドラマの名場面、お勧めの場面は。
ドラマ「ハッピー・レストラン~家和萬事成~」は2つの見どころがあります。中国料理のジャージャー麺やチャンポン、十全大補湯など見るからに美味しそうな料理が登場する反面、大きな傷を持つ家庭と夫婦間の物語とその傷を癒していく過程をご覧いただければと思うし、その中に様々な面白さを感じていただけると思います。

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2017.05.16