「コラム」韓流スターが自ら代表作を熱く語る2「チャン・グンソク編」

この作品をのがしたくない

さらに、チャン・グンソクは『美男<イケメン>ですね』について語った。
「撮影はとても楽しかったです。共演した俳優たちは年下でしたが、僕は兄のような立場でみんなを引っ張っていきました。プレッシャーもありましたが、みんなが本当にがんばってくれたと思います」
『美男<イケメン>ですね』の成功は、出演者たちのチームワークの賜物である。それを牽引したのがチャン・グンソクだった。
しかし、それ以後にチャン・グンソクが主演したドラマは視聴率が良くなかった。

彼にとっては、辛抱の日々だったかもしれない。
それだけに、『テバク』の主演が決まったときのチャン・グンソクには、並々ならぬ決意があった。

2016年3月24日にソウルで行なわれた『テバク』制作発表会で、チャン・グンソクはこう語った。
「ディテールやシナリオが目の前に浮かびました。目を閉じてジッとしているときも、もし自分が主人公ならどんな表情をするのか、そんな好奇心が生まれました。この作品をのがしたくない、ぜひやってみたいと考えました」(ページ3に続く)

2017.04.12