「イベントレポ」K-POP界注目の新人グループSF9が初ショーケースを開催 日本デビュー曲「Fanfare -Japanese ver.–」を初パフォーマンス 同曲が世界110の国と地域で配信スタート!

「これまで日本でもライブの経験がありましたが、単独公演をやるのは初めて。緊張していますが、楽しい時間を過ごしてほしいです(ロウン)」と挨拶すると「ROAR」など韓国での活動曲の他、テヤン&チャニのダンスパフォーマンスや、テヤン、チャニ、ヨンビン、ロウン、ジュホによるアクロバティックを取り入れたダンスパフォーマンス、そして、ボーカルチームによる「So Beautiful」などのユニットステージやカヴァー曲も披露。そして、「日本でのショーケースのために、音楽番組でもやったことがない曲を用意してきました(ヨンビン)」という「4 step」、組体操のような複雑なフォーメーションのダンスが特徴の「Jungle Game」などを見せた。今回のショーケースでは様々なタイプの楽曲にチャレンジしたが、活動曲になったパフォーマンス重視の曲だけでなく、カラーの異なるボーカリストたちが聴かせる曲もきっちり歌えるのもSF9の魅力だ。

ショーケースということで、歌だけでなく彼ら自身のパーソナリティを知ることができる自己紹介コーナーや、事前に募集したファンからの要望に応えるコーナーなど、ファンとのコミュニケーションが図れるコーナーもたっぷり設けられ、一生懸命日本語を交えながらトークも大奮闘。「皆さんの心の中に桜の花を咲かせたい」というフィヨンに、「日本でFANTASY(SF9ファンの呼称)と花見に行って、おでんと焼き鳥を食べたい」と、日本でやりたいことを挙げるテヤン。ムードメーカーのダウォンはブルース・リーのモノマネで大爆笑を巻き起こした。


日本デビュー曲となる「Fanfare -Japanese ver.–」「ROAR -Japanese ver.–」「K.O. -Japanese ver.–」の3曲の日本語バージョンも、この日に初披露。「韓国でのデビュー曲、2曲目の活動曲から水車ダンスまで、僕たちのヒット曲のすべてを収録したシングルです(テヤン)」という内容で、リード曲「Fanfare -Japanese ver.–」は、「愛をかくれんぼに例えた、ファンファーレを鳴らす振付がポイントのノリノリな曲です(ヨンビン)」とアピールした。「ROAR -Japanese ver.–」では、ファンが「Japan Fantasy Burning on SF9❤」というカードを一斉に掲げるサプライズを用意するなど、ファンとSF9の相思相愛の空間に、「ステージは毎回楽しいけれど、22年生きて来て1番楽しいステージでした」とジュホが喜びを口にすると、最後にリーダーのヨンビンが「このステージが僕たちのスタートです。この日を忘れずに努力します。ここに立たせてくださった皆さんに2倍、3倍、それ以上の恩返しをします」と感謝の言葉を述べた。(3ページに続く)

2017.04.10