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Q.ソ・ユジンさんと共演してみていかがでしたか?
アン・ジェウク:ユジンさんとは一緒にボランティア活動をしたり、10年以上ものつきあいがあります。ですが共演は初めてでした。ユジンさんは普段一緒に過ごす時のパワーより仕事の時のパワーのほうが、かなり大きいとつくづく感じました。このドラマでお世話になった方は大勢いますが、特にユジンさんに感謝しています。例えば僕が撮影で疲れ果ててしまったり、途中で体調を崩したりすることがないように配慮してくれました。元気に最後までこの作品の撮影に臨めたのはユジンさんのおかげです。
Q.撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
アン・ジェウク:以前は撮影の途中で時間が空いたりした時は、スタッフたちと話したり、車や楽屋で休んだりしていました。でも今回のはワン・ビンナさんやシム・イヨンさんなど、10カ月や20カ月くらいの赤ちゃんを育てている俳優さんが何人かいたんです。それで空いた時間はみんなで集まって育児の話ばかりしていました。僕が一番、子供を持つのが遅かったので「こんな時はどうすればいいの?」と質問ばかり。だから10カ月の撮影期間中、子供の話ばかりしていたように思います。もちろん、教えてもらったアドバイスはとても役立ちましたよ。
Q.ドラマのように、もし5人も子供を育てることになったら?
アン・ジェウク:「子供は何人くらい欲しいですか?」と独身時代に聞かれた時は、子供好きなので4、5人は欲しいと答えていましたが、でも実際に1児の父となり、このドラマでは自分の子供2人と相手の連れ子3人、合わせて子供が5人もいる家庭の家長の役を演じました。ドラマの序盤ではサンテの子であるスとビンとの撮影が多かったので、その時はとても楽でしたが、ストーリーが進んで子供が3人増えたら現場の雰囲気が変わりました。簡単なシーンでも何度も撮り直したり、3人での場面も1人ずつ撮ったりしてとても時間がかかり大変でした。それで実際に5人も子供を育てるなんて想像も絶する、とても大変なことなんだとわかりました。
Q.ラブシーンを演じる時、結婚前と今とでは何か変化はありましたか?
アン・ジェウク:ラブシーンぐらいで気まずい雰囲気になったらドラマはできませんよね。でも面白いことに、家で出演したドラマを観ていてユジンさんと同じ行動を取ったことがありました。妻と一緒にドラマを観ていてサンテとミジョンがキスするシーンになった時のことです。妻は黙って観ているのに、僕は何だか照れくさくなって口数が増え、撮影の時のことなどをしきりにしゃべってしまいした。ユジンさんも同じだったそうです。妻に「静かにしてて、黙ってて」と言われるくらいでした。ユジンさんもそうだったようですが、うちもパートナーが応援してくれて、ドラマも楽しく観ていたようです。
Q.サンテのファッションは、評判がよかったですが、コンセプトはご自身で決めましたか?
アン・ジェウク:重役クラスが出席するような重要な会議のシーンではしっかりとスーツで決めて、普段のシーンではTPOはわきまえますが、堅すぎないようにしました。役柄がアパレル会社のチーム長ですから、野暮ったい感じにならないように気をつかいました。ネクタイをする時もスーツの上下を違う色にして、軽やかさを演出したファッションが好評だったようです。
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