たとえファンに忘れられても
軍隊の中で一番訓練が厳しいと言われる海兵隊で兵役を全うしたヒョンビン。彼が軍隊で感じたことは、後に続く後輩の韓流スターにも貴重なアドバイスになっている。
ヒョンビンは海兵隊に入った直後にこう語っていた。
「ファンから忘れられることは恐くありません。実際、忘れられることもあるでしょう。大事なことは、兵役中にどう過ごして、社会に戻ったときにその経験をどう生かせるか、ということでしょう。私にとって1年9カ月というのはとても貴重な時間です」
この言葉からわかるように、ヒョンビンは兵役中に人気が落ちることを恐れていなかった。それよりむしろ、軍隊の経験を俳優の仕事にどう生かせるかを考えていた。とても前向きな姿勢だ。
だからこそ、彼は兵役の1年9カ月をステップアップにふさわしい時間に変えることができたのだろう。(3ページに続く)