ソン・ジュンギは昨年の春に放送されたKBS2ドラマ「太陽の末裔」でユ・シジン大尉役を演じてお茶の間の女心をひきつける症候群を巻き起こした。彼がキャラクターを魅力的に消化したおかげで韓国内や海外で熱く愛された。このようなソン・ジュンギの活躍のおかげでPDは特別な異見なしでソン・ジュンギを受賞の主人公として選んだと予想される。
事実俳優は「軍のジンクス」を体験するのが普通だ。除隊後初めての作品で、興行に失敗して苦戦をまぬがれない場合が多い。しかしソン・ジュンギは違った。足元をとられるどころか、寝て起きれば新記録を更新して常勝疾走中だ。放映終了して1年が過ぎたのに、もう一度存在感を知らせて関心を集めるのを見ればその人気がたやすくおさまらないものと見られる。
ソン・ジュンギは今年大作を持って大衆の前に立つ。それは日帝強制占領期の日本軍艦島(ハシマ島)に強制徴用された後、命をかけて脱出を試みる朝鮮人の話を描いた映画「軍艦島」(監督リュ・スンワン)だ。もう一度軍人役を演じてソン・ジュンギがいかなる魅力を発散するのか期待しないわけにはいかない。