パク・ボヨン&ZE:Aヒョンシクをキャスティングしてくれてありがとう

俳優パク・ボヨンと人気アイドルグループZE:Aのヒョンシクのコンビが本当に完ぺきだ。キャラクターと完全に一致する2人のケミが「力の強い女ト・ボンスン」を生かしているといっても過言ではない。なぜパク・ボヨンとヒョンシクがキャスティングされたのかとても理解できる。

パク・ボヨンとヒョンシクはJTBC金土ドラマ「力の強い女ト・ボンスン」で怪力の所有者ト・ボンスンとゲーム会社のCEOアン・ミンヒョク役を演じて熱演を繰り広げている。このドラマは「ポブルリ」という愛称で愛されているパク・ボヨンのキャスティングだけでも話題と期待を集めたが、なんと第4話で8%を越える視聴率を記録してみんなをびっくりさせた。

今まで完成度が高いにもかかわらず、視聴率では喜ぶことができなかったJTBCは「力の強い女ト・ボンスン」を金土の夜11時に編成して反撃をしてきた。この時間帯が相対的に視聴層が多くなるためだ。強力なコンテンツの力と放送時間が絶妙に合致してこのような良い成果を得ることができたという。

だが、何より最も大きな貢献者はやはり主演俳優であるパク・ボヨンとヒョンシクが見せる驚くべきシンクロ率だ。バーを軽々と持ち上げる怪力のト・ボンスンの話が全く現実的ではないが、これに現実みもたせるのがまさにパク・ボヨンだ。堅実な演技力を基に特有の可愛くて愛らしい魅力を爆発させて視聴者たちを魅了させている。パク・ボヨンでないト・ボンスンは想像できないほど完ぺきなキャスティングという評価を得ている。

アン・ミンヒョク役のヒョンシクもやはり視聴者たちの心を完全にひきつけて、別名「人生キャラクター」を作り出している。愛想はないが知ってみれば誰よりも暖かく、孤独なアン・ミンヒョクは現在ト・ボンスン病にかかっている。それでト・ボンスンの言葉と、行動に大きく反応をするしかないが、この姿に女性視聴者たちは楽しさとときめきを同時に感じている。特に蜜が落ちるという表現が適切なほど切なく、甘い目つきはヒョンシクの専売特許ともいえる。

このような状況なのでパク・ボヨンとヒョンシクのキャスティングは「力の強い女ト・ボンスン」の神の一手に違いない。「力の強い女ト・ボンスン」の制作スタッフによれば、パク・ボヨンとヒョンシクはキャスティングの第一候補だった。外形的に小さく、弱々しく見えなければならないと考えた制作スタッフは、一番にパク・ボヨンを考え、それが現実化されて一度も心配をしたことがないという。

ヒョンシクもやはり彼の前作であるSBS「上流社会」の時から注意深く見てきた制作スタッフが、何度かアタックしてキャスティングに成功した。ベスト中のベストであったパク・ボヨンと、制作スタッフの堅固な信頼を得て選ばれたヒョンシクがいて、視聴者たちを楽しませている。

2017.03.11