ZE:Aヒョンシクの再発見。出演する作品ごとに底なしのように発掘される新しい魅力に「再発見」という賛辞を聞いたヒョンシクのドラマの中のキャラクターには共通点がある。まさに財閥の御曹司、「財閥男」ということだ。すらっとした背と優れたビジュアルに自然なキャラクター消化まで、ヒョンシクはそれこそ「漫画から出てきた財閥男」で視聴者たちをひきつけた。
#愛さずにはいられない溌剌男、「相続者たち」のヒョンシク
財閥とまでは言えないが財閥までも思うままにできる韓国最高弁護士事務所の息子チョ・ミョンス役を演じたヒョンシクは茶目っ気あふれる愉快なキャラクターで「相続者たち」のマスコット役をはっきりやり遂げた。
「本物の男」で総てに肯定的で快活な「赤ちゃん兵士」のキャラクターで愛されたヒョンシクそのままの性格のチョ・ミョンスは子供のようなとろこもあるが、帝国高校の学生たちにつまはじきにされたチャ・ウンサン(パク・シネ)とも、隔たりなく過ごすほど性格がいい人物だ。その上みんなに心の扉を閉ざしたチェ・ヨンド(キム・ウビン)が唯一心を許す相手でもある。
パク・ヒョンシクは実際に自身が持っているあどけなさと溌刺さをそのまま表したようなチョ・ミョンスの魅力を再創造した。視聴者たちに愛されたかわいいチョ・ミョンスはその後ヒョンシクが俳優として成長する基礎になった。
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