次のカングがヘギの手紙を読む場面では「whynot」を歌うチョンジの声が会場を包み込み、最後のタイトル曲「マイ・バケットリスト」では二人の歌声が舞台のエンディングを彩り、ミュージカルの世界観をいち早く感じることができた。
公開稽古は公演への期待感を一層高めるものとなった。
チョンジとキム・ナムホは公開稽古終了後に舞台の熱気そのままに、囲み会見に登場した。
「みなさん、こんにちは。カング役のキム・ナムホと申します。風の強い日にお台場まで来てくださり、本当にありがとうございます」と報道陣を気遣う言葉とともに日本語であいさつするキム・ナムホ。
チョンジが「僕はチョンジです」と日本語であいさつすると、まずはフォトセッションへ。
カメラマンの声掛けに笑顔で様々なポーズで応じる二人。
和やかな雰囲気で囲み会見がスタート。
Q.それぞれ演じる役柄のご紹介をお願いします。
チョンジ:僕が演じるヘギという役はカングと一緒にバケットリストを作っていく末期ガンの患者という役です。
キム・ナムホ(以下ナムホ):カングという不良少年の役で、“自分は捨てられた”という思いを強く持っている10代の男の子です。
Q.公開稽古を終えた今のお気持ちは?
チョンジ:とても緊張していたんですが、集中して観ていただけたので、演技でも大きな助けに、そして力をもらったように感じます。
ナムホ:昨日からのリハーサルで疲れている状態だったんですが、みなさんに来ていただいて逆に力を頂いたと感じております。いよいよ明日から公演が始まりますが、(公開稽古で)より大きな期待を持つことができました。(3ページに続く)