歌手ファン・チヨル、"9年の無名時代は貴重な時間だった"

歌手ファン・チヨルのカリスマあふれるグラビアが公開された。
「追撃戦」というコンセプトで行なわれた今回の「Singles」のグラビアで彼は、トレンチコート、レザージャンパーなどワイルドな男のためのアイテムを立派に着こなして強烈なカリスマ性で撮影現場を圧倒したという。
誰かにとっては耐え難いつらい9年間の無名時代を「貴重な時間だ」と表現した彼は、「9年間の無名時代は、消してしまいたいつらいことばかりの時間ではありません。むしろ今のファン・チヨルを作ることができた貴重な経験でした。おかげで強固なメンタルができました」と伝えた。彼は特に「お金が一銭もなくてもいつも『うまくいく』、『僕は必ず成功する』という思いを捨てませんでした。周囲の人が、『ファン肯定』、『ファン自身感』と呼ぶほどでした」と無名時代を愉快に表現した。

最近も時々、通帳の残高が3万ウォンしかなかった時を思い浮かべるというファン・チヨルは、「最近はVIP映画館に行って映画を見て、食べたいものがあれば悩まないで買って食べます」とジョークまじりに語った。


今でも変わらず家ではボイラーをつけないで厚い服やジャンパーと靴下をはくという彼は、お金を儲けても変わったものはほとんどなくて、無名時代に作り上げられた強靭なメンタルのおかげでめったに腹をたてたりしないというが、「公演を準備する時は腹も立てるし、声も張り上げます。最高のステージを作らなければならないという責任が大きいからです」と、最近2年間で得た人気からくるプレッシャーなどについて打ち明けた。(2ページに続く)

2017.02.21