人気アイドルグループ防弾少年団V(本名:キム・テヒョン)が、ドラマ「花郎(ファラン)」(以下、「花郎 」)で初の演技にチャレンジした。ドラマは大きな話題を呼ぶことはできなかったが、それにもかかわらずVが見せた演技とその姿勢は、今後の彼の演技活動に対する期待を十分に高めた。ドラマ放映前に演出者がなぜそれほどまでに称賛したのかを十分に理解することができた。
キム・テヒョンは、KBS 2TVの月火ドラマ「花郎 」で始めて演技に挑戦した。彼の担当したキャラクターは、花郎の末っ子ハンソンで、無鉄砲で好奇心にあふれたやさしくて親近感のある性格の持ち主だ。天真爛漫に見えるが、彼にも口にできない痛みと悩みがある。まさに家門に対する重荷だ。
武術には全く素質も関心もない彼にとって骨品制(身分制度)は重くてつらい足かせでしかなかった。そんな彼がソヌ(パク・ソジュン)に会って変化し始めた。ソヌは、身分には関係なくハンソンの本音をそれとなく気づかってくれたりする人物だ。それでハンソンは、ソヌを実の兄のように慕うようになった。(2ページに続く)