防弾少年団V、ドラマ「花郎 」が発見した俳優キム・テヒョン

ソヌにあまえたり駄々をこねたりするのがハンソンの魅力だと言えるが、キム・テヒョンは過不足なくキャラクターの魅力を適切に生かしてドラマでの役目を十分にこなしている。また、ハンソンの口に出せない事情と胸の痛みも的確に表現しているが、これが彼の今後の演技活動をいっそう期待させている。
関係者によると、「花郎 」が撮影される当時キム・テヒョンが属したグループ防弾少年団は、殺人的ともいえるスケジュールを消化していたという。このためキム・テヒョンは、余裕のない中で撮影に臨むしかなかったが、それにもかかわらず何の問題もなく撮影を終えることができたのは、キム・テヒョンに対する製作サイドと俳優の特別な配慮があったからだ。


そしてこのような背景には、キム・テヒョンの努力と人なつっこい性格があった。「花郎 」に登場する俳優の中でも末っ子であるキム・テヒョンは、ソヌ役のパク・ソジュンに休む間もないほどに質問を投げかけながら努力を怠らず、「質問王」というニックネームがついたりしたという。それほど積極的に撮影に臨み、愛嬌の多い性格のおかげで撮影現場で沢山の人からたっぷり愛されたという話だ。
ドラマ「花郎 」が、視聴率や話題性では大きな成果をおさめることはできなかったが、そんな中でキム・テヒョンをはじめとした若い俳優を発見することができたという点が大きな収穫だといえる。

2017.02.12