「インタビューその2」俳優ヒョンビン、気楽だったユナ(少女時代)と明るいエネルギーのユ・ヘジン


―一番危なかったシーンは?
ロープにつかまった時に危険でした。窓ガラスを割って入り、すぐにアクションを始めたんですが、その時も少しケガをしました。そういった小さなことがいくつかありました。1対1のアクションの時は、関節ごとに飛んで来るのを受けるので、骨と骨がぶつかりあって腫れたりもしました。

―スクリーンへのカムバックということでプレッシャーも大きいのでは?
「王の涙 −イ・サンの決断−」の場合は、残念な作品の一つです。それは映画が良かろうが、良くなかろうが、その時の状況自体が良くない状況だったし、映画館自体に観客がいなかった時期でした。それを考えたらうまくいったと思っています。ご覧になった方が判断する映画的なことを離れて、状況に対しては残念に思います。

―「共助」は期待できそうですね。
今回は、前回と少し違った娯楽映画を期待する雰囲気があるようです。「共助」は僕の作品の中で一番、娯楽的な要素の多い映画であり商業映画です。それに対する期待はありますね。20代の時はメッセージを伝える映画をやりたいと思っていました。ドラマのジャンルでもそうです。今はそうではないものに目がいくようです。今新たに撮っている映画もメッセージがないわけではないのですが、娯楽映画であり商業映画です。

―ユ・ヘジン、チャン・ヨンナム、ユナ、パク・ミナと共にした家の中のシーンは常に仲睦まじかったですが、共演の感想は?
家の中で撮ったシーンは全て楽しかったですね。僕も家のシーンに対する期待をしていました。ただチョルリョンの立場で家に入ると、異質的な人になります。チョルリョンが臨んでいた状況が崩れる中で起きることなので、僕も時々4人が一緒にいる姿を見ると、異邦人のような感じがしました。うらやましかったですね。笑えるというよりは悲しかったんです。そうやって幸せに見えるのが、チョルリョンが本当に望んでいたもので、チョルリョンが事故や事件がなければ、そうしていたはずの姿ですから。それができなくなったわけです。幸せな姿を見ながら複雑な気持ちでした。
またユナさんも思っていたより、はるかに気楽に演じていましたね。ミナという子も息があっていました。

WOW!korea提供

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2017.01.28