「インタビューその2」俳優ヒョンビン、気楽だったユナ(少女時代)と明るいエネルギーのユ・ヘジン

韓国俳優ヒョンビンの復帰作「共助」には、明るいエネルギーがあふれている。韓国と北朝鮮の刑事が違う目的を持って協力捜査に着手したが、自然に友情を育んでいく様子を描いた作品。ヒョンビンは“かっこよくてケンカも秀でた”北朝鮮の刑事リム・チョルリョンを熱演した。

劇中、チョルリョンは韓国の刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)と協力捜査をしながら、彼の家に入ることになる。監視の名目で24時間くっついていなければならないからだ。これでチョルリョンはあれこれ言い合いになりながらも情にあふれたジンテの家族に心を開いていく。

ヒョンビン、ユ・ヘジン、ユナ(少女時代)が共演するのは初めてだ。実際の家族のような睦まじい仲を見せ、ヒョンビンはむしろ悲しくなってしまったという。それ以外にもヒョンビンは、ユ・ヘジンに対して明るいエネルギーを感じ、ユナに対しては思ったよりも気楽に演じられたと共演の感想を述べた。

―ユ・ヘジンとの共演はどうでしたか?
すごく良かった。ヘジン先輩は、後輩なら当然共演してみたい先輩でないでしょうか。僕もそうだし、うれしかった。ユン・ジェギュン監督が映像でもおっしゃっていたのですが、今回の映画では予測できないイメージをお見せしたかったそうです。そういった場で僕もうまく合ったのではないかと思っています。

―ユ・ヘジンと撮影しながら楽しかったことや思い出に残るエピソードはありますか?
ユ・ヘジン先輩はエネルギーが充満した方だと思います。おかげでいつも現場では気分良く撮影しました。アドリブというのかそういったものは、ふと飛びだしてくるものではありませんでした。徹底的に撮影前に準備していらして、その中で演技と作品の邪魔にならないように味付け程度にされているんです。そういった部分で学ぶことがたくさんありました。

―アクション映画の撮影で大きなケガがなくて良かったですね。
もちろん些細なケガはたくさんありましたが、大きく撮影に影響を及ぼすようなものはありませんでした。もしかしたらちょっとした不注意で事故が起きるのではないかと思って、それが大変でした。緊張感を維持し続けて臨んでいました。

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2017.01.28