チ.チャンウク 特別列車でファンと共に古代高句麗の里、高麗郷へ!!

 

「笑ってトンヘ」「僕らのイケメン青果店」などに主演し、ドラマ「ペク・ドンス」で主人公朝鮮王朝“イ・サン”の護衛武官で実在したペク・ドンスを熱演し、次世代韓流プリンスとして人気急上昇中の俳優チ・チャンウクが「日韓交流スペシャル企画 5th日韓友情フェスタ2013」と連動した特別企画「Meets komago高麗郷への旅×チ・チャンウク」 で、4月4日(木)韓国との縁が深い高麗郷・高麗神社(埼玉県日高市)を訪問。

この日は前日の雨が嘘のように青空が広がった絶好の行楽日和。

西武鉄道の特別協力により高麗駅直行の貸切臨時電車が運行され、チ・チャンウクはGFSCチャリティー支援者200名と10時過ぎに西武新宿駅を出発した。

途中、「皆さん、こんにちは。チ・チャンウクです。桜の美しい高麗郷まで皆さんとご一緒できて、本当に嬉しいです。僕の尊敬するチェ・スジョンさんをはじめとするソン・イルグクさん、キム・ナムギルさん、チョン・イルさんたち先輩が参加した最高の行事に参加することができて、とても光栄です。美しい歴史ロマンの旅に皆さんとご一緒できるので、ワクワクしています。車窓からの美しい景色を見ながら、僕と一緒に旅を楽しみましょう!」とチ・チャンウクによる特別車内アナウンスが、流れるとファンは大喜び。

 

一言一句を聞き逃すまいとその声に耳を澄ましていた。 さらに「僕からの愛情と感謝の気持ちを込めて」と車内で待つファン、ひとりひとりにキャンディーがプレゼントされるとファンの目はハートマークに。

彼の爽やかな笑顔と澄んだ瞳に見つめられたファンたちの表情から、この旅が既に素晴らしい思い出になったことを裏付けた。

車窓からの景色はピンク色の桜並木や、黄色い菜の花といった色とりどりの花が青空に映え、韓国歴史ドラマファンの間でも有名な古代高句麗の里、高麗郷までの道程を彩り、心を和ませてくれる。 11時40分、高麗駅到着を告げるチ・チャンウクのアナウンスが流れ、いよいよ高麗神社へ。

 

2016年に高麗郡建郡1300周年を迎え、様々な祝賀行事が予定されている高麗神社では高句麗の壁画から神社が再現した高句麗装束姿の少女たちがチ・チャンウクを出迎えた。

地元のメディアやファンが待つ一の鳥居から参道を抜け、高麗神社初代郡司・高麗王若光の6 0代目の子孫でもある高麗神社宮司と61代目となるご子息らからの歓迎を受けた後、本殿へと移動、御神門前での記念撮影後、高句麗時代に日本へとやってきた、先祖達の魂を慰め、先人への感謝を表し、厳粛な雰囲気の中、参拝を行った。

続いてチ・チャンウクは参集殿で行われた午餐会で高麗神社宮司より歓迎の挨拶が行われ、高麗郷・高麗神社についての説明を受け、「高麗王若光の60代子孫である高麗神社宮司様と高麗健郡1300周年記念事業会の関係者皆様、そして日韓友情フェスタ関係者の皆様と共にできたことを感謝いたします。高句麗の子孫たちが代々に定住して来たゆかりあるこの地域が2016年には高麗健郡1300周年を迎えると聞いております。日韓間のもっと多くの交流を通じて、両国の同質性を探すなら、日韓友情の道がもっと広く深くなると思います。僕も俳優として、日韓文化交流として人の助けになるよう努力していきたいと思います。」と感慨深く語った。

 

その後、参集殿の前に集まった大勢のファンの前にチ・チャンウクが姿を見せると割れんばかりの歓声が境内に響いた。 「皆さん、今日はお忙しいところ来て頂き、本当にありがとうございます。桜の美しいこの春の日に、由緒深い高麗郷へ来ることができて本当に嬉しいです。このイベントを通して、日韓両国に友情の花が咲くことを願っています。」と挨拶し、高麗郡建郡1300年祭記念事業の一つである、広開土王碑複製碑建立基金の贈呈式が行われた。

 

チ・チャンウク直筆のアジアの子ども達に向けたGFSCメッセージボードの前で記念撮影後、フォトセッションで集まってくれたファンの歓迎に応えた。 フォトセッションで移動する際はチ・チャンウク自らがファンの元へ歩み寄り、握手に応じるなど微笑ましい場面が何度も見られた。

1300年の歴史と、厳粛な佇まいを感じさせる高麗郷、この地に立つチ・チャンウクの 優美かつ凛々しい姿は彼自身が演じたペク・ドンスを彷彿させ、ペク・ドンスが歴史を旅し、現代に蘇ったように感じられた。

 

 

翌日5日からはミュージカルの初演を迎えるチ・チャンウク。 タイトなスケジュールの合間を縫っての来日となったが歴史ロマンが漂う美しい風景とファンとの交流が新たなエネルギーとなったのは間違いないだろう。

「5th日韓友情フェスタ」の2日間は、日韓の更なる親善交流・相互関係を深め、チ・チャンウクにとっても、ファンにとってもとても意味深く、特別な意味を持った行事となった。

 

3日「5th日韓友情フェスタ」のレポートはこちら>>

 

■NPO法人日韓文化交流会HP:http://www.japankorea .org/

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)  photo ham

2013.04.07