韓国歌手フィソンが来る5月に除隊後、初のミニアルバムを発表することがわかった。
31日歌謡界によると昨年8月に除隊したフィソンは5月初めのミニアルバム発表を目標に準備にまい進しており、最近収録曲のレコーディングを終えて最終作業を行っているという。
今回のアルバムは2011年10月の入隊直前に発表したミニアルバム「奴らが来る」以降、2年5か月ぶりに発表するニューアルバムだ。
タイトル曲はフィソンのヒット曲「不治の病」と「With Me」などを手掛けた作曲家のキム・ドフンが制作しており、残りの曲はフィソンの自作曲で満たされる。
アルバム作業に参加した関係者は「タイトル曲はフィソンの得意なR&Bジャンル」とし「普段からフィソンの歌が歌うことが難しくて、大衆的なバラードを考慮したが、フィソンが音楽ファンが自分に望むR&B曲をタイトル曲に決めた。多少、歌うのが難しい歌だが、ボーカル練習をもっとして、しっかりと披露するという意思が強い」と説明した。
アルバムの収録曲はふだん仲間の歌手のアルバムに作詞・作曲として参加しているフィソンらしく、自身が作った曲を込める。
彼はことしだけでAileeの「歌がうまくなった」をはじめ、イム・チャンジョンの12thアルバム収録曲「最後の握手」、Lynの8thアルバム収録曲「後ろから抱きしめて」、「MBLAQ」の「男らしく」、NC.Aの「Hello baby」などに作詞や作曲、プロデューサーとして参加している。
特に彼のアルバムへの期待がより一層高まったのは昨年12月、これまでのヒット曲が同時に音源チャート100位内にランクインする異例的な現象を作り出したためだ。
久々にステージに帰ってきた彼がKBS2TV「不朽の名曲」とJTBC「HIDDEN SINGER」に出演し再び注目されると、「ダメなのかい」(2002)、「With Me」(2003)など10年前のヒット曲をはじめ、「胸がしびれた話」(2011)、「結婚まで考えた」(2010)、「インソムニア」(2009)など複数の曲が同時にチャートに再ランクインして話題を集めた。
同関係者は「フィソンが昨年末、大衆が送ってくれた応援に大きな力をもらい、感動した」とし「期待に応えるために数か月間、作業室に寝泊まりしてアルバム制作だけに没頭した。まるでデビュー時に戻ったように歌の練習をしている」と伝えた。